新幹線の軌道は線路の歪みが発生しにくく、高速運転に耐える強い構造ですが、経年や高速で列車が繰り返し通過することにより、少しずつ歪みが発生します。レールのわずかな凹凸を整正するため、レール底部に樹脂を注入したり、調整板を挿入し調整します。0.5ミリ単位で線路を仕上げる技術こそが新幹線の高速走行を可能にしているのです。それが、お客様の快適な乗り心地や高速走行を支えています。